全4回にわたってお送りする屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記、今回は最終回となります。

過去記事はこちらからどうぞ。
【旅記】屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記(1)
【旅記】屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記(2)
【旅記】屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記(3)


~前回のおさらい~
小琉球の絶景スポットを巡り、ついに小琉球滞在も終了。
フェリーで屏東に戻ってきました。
しかしこの旅はここで終わりではありません!


最後に食の宝庫、市場へ向かいましょう!!

華僑市場(ホワチャオスーチャン)
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市民の台所でもある市場は見ているだけでも驚きと楽しさでいっぱいです!

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この市場に来たら絶対に食べるべきお店がこちらです。

瑞字號
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練り物がいただけるお店です。
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店頭では鮮やかな手さばきで一番人気の「旗魚黑輪」が作られていきます。
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旗魚黑輪(チーユーヘイルン)1本10元
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魚のすり身を揚げた、さつま揚げのような蒲鉾のようなものです。
揚げたてで、とてもアツアツです。
中にゆでたまごが入っていました。
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シンプルイズザベストという言うべきなのでしょうか。
無駄な味付けがなくお魚の味がしっかりして美味しいです。
休日はとても長い列をつくるそうですよ。


瑞字號

営業時間:13:00~19:00
定休日:火曜日
08‐833‐2648


次はこちらです。

漁郎生魚片
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漁業の街なのでたくさんの魚が捕れます。
しかし意外なことに、華僑市場では魚屋さんはたくさんあっても、お刺身やお寿司を食べれるお店は少ないそうです。

日本で寿司修行した店主が、3年前に始めたお店。
新鮮なお刺身、お寿司が食べることができます。

メニューはこちら
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その場で握り、炙るお寿司って良いですよね。
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今回はこちらの特別プレートをいただきました。
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お値段は時価のため変動はありますが、この時はこちらのプレート量で大体700~800元ほどとのこと。

お造りも美しいです。
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やはり肉厚ですね!
寿司の国、日本人からしても絶賛できる新鮮で美味しいお魚でした。
特にマグロは適度な脂がのり、とっても美味しかったです。


漁郎生魚片

0976‐310‐032
営業時間:平日11:30~18:00/土日11:00~19:30
定休日:火曜日

華僑市場

11:00~20:00(店舗によって変動あり)

市場を出ると、向かい側にフルーツ屋さんの露店があり、今が旬の蓮霧(レンブー)が山ほど売られていました。
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英語ではワックスアップルと言われ、日本人にも人気が高いレンブーですが、台北で見かけるものよりも非常に大きいです。

珍しい緑のレンブーを見かけ驚いていたところ、試食させていただきました。
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酸っぱいという予想に反して、赤いレンブーと同じぐらい、いや、むしろそれ以上に甘かったです。

しかも1斤600g(15個ぐらい)で200元という安さでした。(レンブーの大きさによってはもっと安いのもありました)


屏東はその熱帯の気候を活かし、台湾のほとんどの果物の産地となっているフルーツ王国。
特に夏は、パイナップルとマンゴーが甘くて有名です。
生フルーツは日本に持ち込むことはできませんが、台湾内でぜひご賞味ください!

今回購入した露店はこちらのお店ですがトラックでの移動販売のため、実際に購入した住所とは違います。


台灣珍果林邊黑珍珠蓮霧

0922-646-756


市場を出て直ぐの場所に気になるお店がありました。


味益食品
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台湾ではおなじみの肉鬆(肉でんぷ)やふりかけのような加工品を取り扱うお店です。
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こちらのお店は自社工場でオリジナルブランドを製造しており、ヨーロッパなどの海外からも引き合いがあるそうです。

桜海老がはいった肉鬆が特においしかったです。
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白いご飯にふりかけ代わりにかけたら美味しそう!!!
でも肉鬆は肉製品なので、日本へのお土産はダメなんですよね。


店内には屏東の各国の観光案内図や各種パンフレットなどが配置されています。
日本語のものもいくつかありました。
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味益食品 

08-833-5930
営業時間:平日8:30~19:30 土日8:30~20:30



屏東の特産品として有名な一品もいただきます。

雙糕潤(シュワンガオルン)1本10元
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食感はお餅のようにふにゃふにゃで柔らかいのですが、味は羊羹のような感じ。
紅豆(小豆味)が基本ですが、カボチャ味や抹茶味もありました。

一口サイズで試食をいただけるので味を選ぶときは困りませんね。
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冠喬雙糕潤 櫻花蝦

営業時間:10:00~21:00
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もうお腹もいっぱいではありますが、包子と饅頭がいただけるお店にも寄りました。

恆春小鄭包子
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メニューはこちらです。
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このお店で一番の売れ筋を尋ねたところ、こちらをご紹介いただきました。

酒釀枸杞桂圓饅頭(ジョウニャンゴウチーグイユェンマントウ)25元
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クコの実とリュウガンが入った饅頭です。
リュウガンとは見た目はライチのようですが、味は少しブドウにも近い台湾の代表的なフルーツです。
フルーティーな香りが生地全体から漂い、リュウガンの食感が美味しく、あっという間に食べきってしまいました。


恆春小鄭包子

屏東縣東港鎮新生三路242號
08-832-1789
ということで最後は駆け込みで色々食べましたが、屏東・小琉球旅行もこれにて終了です。

紹介しきれなかったスポットもいくつかあるのですが、台湾はついつい写真撮影したくなるような場面に遭遇しますよね。
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思わずインスタグラムにでも投稿しちゃいそうな場面ばかりです。


最後になりましたが、今回の屏東では主に車での移動がメインでした。
高雄・屏東限定となりますが、6人が乗れる大型ワゴン車だと8時間で5,500元~6,000元ほどで手配が可能だそうです。
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屏東客運


以上、4回に渡りお送りした「屏東・小琉球 台湾南部のまだ知らない台湾旅行記」をご覧いただき、ありがとうございました。

台北とは全く異なる雰囲気の中、美味しいものをたくさん食べ、自然と戯れ、そして心優しい台湾人にふれあうことが出来た旅となりました。

台湾の新たな一面を発見できること間違いなしの屏東、小琉球、ぜひ訪れてみて下さい。


Melissa