魯肉飯と言えば色々な名店がありますが、こちらのお店のファンも多いかと思います。

場所は西門町の漢中街沿いにあります。

天天利美食坊(ティェンティエンリメイシーファン)
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このレトロなお店構えもまた雰囲気があって良いですよね。



中はこんな感じです。
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学生さんやファミリーなど、多くの方で賑わっています。

中に入り、開いてる席に座りましょう。

こちらがオーダーシート。
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カキのオムレツや魯肉飯、トロミスープなど色々あります。

好きなものに欲しい数を入れて、お店の方に渡しましょう。

先ずはこちらがやってきました。

雞蛋蚵仔煎(ジーダンオアチェン)60元
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日本だと「台湾牡蠣オムレツ」という名前ですかね。
牡蠣と青菜、卵と水溶き片栗粉が材料ですね。

中にはもちろん牡蠣が入っています。
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台湾の牡蠣は小粒ですが、味が濃くて美味しいんですよねー。
周りの生地も片栗粉と卵がバッチリ絡んでいて、プルップルの独特な食感で美味しいです。
夜市料理としても有名な牡蠣オムレツですが、ここのも美味しくて大好きです。

滷肉飯加煎蛋(ルーロウファンジャージェンダン)(小)35元
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オーダーシートの三段目、滷肉飯と加煎蛋と書いてありますが、左が目玉焼きなし、右が目玉焼き乗せです。
ちなみに「滷肉飯」と「魯肉飯」は漢字だけが違うだけで、一般的なルーロウファンのことです。

目玉焼きをペロッと剥がすと、下から滷肉飯が你好。
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ちなみにこちらの滷肉飯は写真の通り、脂や皮の部分ではなく、お肉の部分が多めです。

目玉焼きの黄身の部分にスッと箸を入れましょう。
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そうすると中から黄身がトロッと流れてきます。

ご飯と滷肉に黄身を纏わせ頂きます。
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うん!美味しい。
滷肉飯独特の醤油ベースの味にほんのり香る八角、そして黄身が甘い。
滷肉飯だけでも美味しいと思いますが、目玉焼きがまた周りの美味しさを引き立て、いい感じ。
と、これが一般的な食べ方かと思いますが、これにアレを加えるとさらなる美味しさが。

テーブルに置いてある、辣油です。
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これをサラサラってかけると、ピリッと一本、辛味が出るので黄身の甘みがより引き立って美味しいです。
ちなみにこの辣油は、食べ台湾でも何度か出て来る「アカンやつ」で有名な、朝天辣椒ではないのでご安心下さい。辛い方は多目にかけると良い美味しくいただけるかと思います。


ということで、トロリと流れる目玉焼きの黄身が美味しい滷肉飯のご紹介でした。
滷肉飯以外にも冬粉(春雨)や麺が入ったトロみスープなどもありますが、ここの滷肉飯は必食です。
ぜひ目玉焼きのせ(加煎蛋)で食べてみてくださいね。
観光客はもちろん、地元の方たちにも愛されているお店ですので食事時になると行列ができる場合もあるので、ご注意下さい。


天天利美食坊

台北市萬華區漢中街32巷1號
営業時間:9:00〜22:30
定休日:月曜日
最寄り駅:西門