日本で買える台湾料理レビュー、今回で一旦最後です。

魯肉飯が続きましたが、今回はトップバリュから発売されている台湾風湯麺というカップ麺をレビューしたいと思います。

台湾風湯麺(105円)
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世界を旅する食卓がキャッチフレーズのワールドダイニングシリーズから発売されているカップ麺です。

よく見るとこう書いてあります。
「細麺とかつおだしのとろみスープがきいた台湾の屋台で人気の味」とのこと。
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細麺、かつおだしのとろみスープ、屋台というキーワードから連想するに、アレですかね?


そう、麺線
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トロミがあるカツオだしスープといえばこれですよね。
細麺かと言われればそうとも言えるし。


もしくは肉焿麺
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カツオだしのとろみスープにプリップリのお肉が多めの麺。
麺か米粉か冬粉を選んだり出来る、屋台のB級グルメですよね。

逸る気持ちを抑え、恒例の裏面チェック。
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ふむふむ。特筆することと言えば、パクチーでしょうか。

ちなみに、カップの上には後入れ液体スープがありました。
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フタを開けるとこんな感じ。
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既に粉末スープやかやくは入っており、液体スープを後入れするだけのようです。

説明書によればお湯を注いで4分で出来上がるとのこと。

ということで、お湯を沸かしてドボドボいれましょう。
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そして待つこと4分。
フタを開けて液体スープを入れます。
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と、この時点では特段台湾風の匂いはしません。
ごく一般的なカップ麺の香りがするだけです。
まぜまぜしても特段変化はありません。

取り敢えずいただいてみましょう。
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ツルツルツルっと、うん美味しい!
エスニックな感じがします。
一瞬、トムヤンクンぽいような感じはしましたが、後入れスープがちょいピリ辛のオイルで、全体的にピリっとした美味しさが広がっています。
またパクチーの細かいのが入っているため、これも良いアクセント。

お肉もコロコロしたのが多めで、麺と一緒にいただくと相性もバッチリ。

とろみがあるスープは、あと引く味で、個人的にかなり好みです。
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さて、どうしたものか。
これが台湾料理の何を再現しているのかがわからなくなりました。
麺線?と聞かれたら、スープのかつおダシが具合が少なく、麺もそもそも違うので違うし。
肉焿麺?と言われても、良い表現がないけどちょっと違うんですよねぇ・・・。


ということで、★5個で表現すると

再現率:測定不能
美味さ:★★★★☆


何を再現しているのか不明の為、測定不能にしました。
でも「これ実は麺線です」って話であれば、容赦なく★1個です。

そして美味しさ。
これ、普通に美味しいです。
個人的には結構好きな味で、食べ終わった後に「ふぅー、美味しかった」と自然に出ました。
アジアンテイストなスープにパクチーの香り、麺もツルツルって感じで、なかなか良かったです。

とは言え、何でもかんでも「台湾」ってつければ売れる!的な最近のマーケティングについては、同意はしませんけど。

以上、台湾商品レビューでした。


購入先:イオン