日本で買える台湾料理レビュー、続きます。
今回はトップバリュから発売されているルーローファンをレビューしたいと思います。
World Dining ルーローファン LU ROU FANの商品情報
ワールドダイニングシリーズという冷凍食品で、世界中の一食を冷凍食品として仕上げたもののようです。
日本のイオンで購入致しました。
ルーローファン(429円)
冷凍食品コーナーに他のワールドダイニングシリーズと一緒に陳列されていました。
パッケージを見る限り、ルーローファンってあの魯肉飯?
うーん、コレジャナイ感が結構ありますね。
裏面見てみましょう。
特筆することは、ご飯はタイ米を使用していること。
あとは五香粉が記載されていること。
個人的に思うのですが、八角の香りをつけるために何でもかんでも五香粉を多用しすぎかなと。
魯肉飯にアノ香り付けをするのであれば、八角(スターアニス)のみを使用すればいいのに、なぜもこんなに五香粉を使用するのでしょうね。
ま、取り敢えず調理しましょう。
先ずパッケージを開けるとこちらが出てきます。
この状態ですでに八角など色々なスパイスの香りが漂ってきます。
ちなみに五香粉とは、いくつかのスパイスがブレンドされている香辛料のことで、こちらのルーローファンでは「八角、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒」が使用されているようです。
説明書き通り、電子レンジ4分30秒、600wで調理してみました。
こちら出来上がり!
パッケージの肉の盛々感は若干ありませんが、結構美味しそうです。
香りは、タイ米の独特な芳醇な香りと、「中華の角煮」という感じの匂いがします。
奥にはチンゲン菜も見えます。
ではいただいてみましょう!
お肉を一口。
うん、結構柔らかくて、THE角煮という感じ。
ホント中華料理屋さんで頼むあの角煮です。
八角やシナモンの香りがしますが、特にフェンネルの香りが強く感じました。
ではご飯もいただきましょう。
タイ米(インディカ米)の独特な香りがツンとします。
これはこれで個人的にはタイ料理が大好きなので美味しいと思うのですが、コレジャナイ。
私の大好きな忠南飯館でも在来米(インディカ米)と蓬莱米(ジャポニカ米)が食べられるように、台湾でも一般的にインディカ米を普通に食してます。
忠南飯館 おかずが美味しすぎてご飯を食べ過ぎてしまうお店
今回使用しているお米はタイ米の中でもかなり香りするお米かと思われますが、こんなに香りがすると折角の角煮の味と喧嘩しちゃうんですよね。
角煮は角煮で美味しかったので、もったいない。
卵見てみましょう。
ゆで卵かと思いましたが、アノ卵です。パッケージには鶏卵加工品と書いてあるものです。
黄身部分は電子レンジでチンしたにも関わらず半熟のようにとろ~りとしており、すごい技術力を感じました。味は卵ですが、煮玉子ではなかったのがマイナスポイントですね。
もうね、ルーローファンじゃなくてこれは角煮丼です。チンゲン菜も入っているので、中華角煮感がかなり高いです。
魯肉飯らしさを探してみましたが、向かいのホーム 路地裏の窓 どこを探してみても見つかりません。
角煮丼じゃなくて魯肉飯(ルーローファン)として売り出せば売上あがるかも?的な発想なのか、もしくはワールドダイニングシリーズで「台湾」だったら魯肉飯でしょ!じゃあイメージ的にこんな感じでいいんじゃない?ってことで、販売したのかはわかりませんが、開発者は多分魯肉飯を食べたことがないでしょうね。
っていうか、タイと台湾を間違ってるとか?
ホントこれを魯肉飯として売り出して、台湾へ行ったことがなく魯肉飯を食べたことがない消費者が「ああ、これが台湾の魯肉飯ね。ふーん」的に思われてしまうのが残念で仕方ありません。
「魯肉飯じゃなくてルーローファンだから別物です!」と言われてしまうかもしれませんけど。
開発から携わらせてください!とまでは言いませんが、こういう商品を出す前に試食会とかアドバイスがほしいとか、そういう依頼があればホント協力致しますので、今後台湾関連の食品を出す会社があればお声掛け頂きたいです。
以上、超辛口レビューでした。
購入先:イオン
今回はトップバリュから発売されているルーローファンをレビューしたいと思います。
World Dining ルーローファン LU ROU FANの商品情報
ワールドダイニングシリーズという冷凍食品で、世界中の一食を冷凍食品として仕上げたもののようです。
日本のイオンで購入致しました。
ルーローファン(429円)
冷凍食品コーナーに他のワールドダイニングシリーズと一緒に陳列されていました。
パッケージを見る限り、ルーローファンってあの魯肉飯?
うーん、コレジャナイ感が結構ありますね。
裏面見てみましょう。
特筆することは、ご飯はタイ米を使用していること。
あとは五香粉が記載されていること。
個人的に思うのですが、八角の香りをつけるために何でもかんでも五香粉を多用しすぎかなと。
魯肉飯にアノ香り付けをするのであれば、八角(スターアニス)のみを使用すればいいのに、なぜもこんなに五香粉を使用するのでしょうね。
ま、取り敢えず調理しましょう。
先ずパッケージを開けるとこちらが出てきます。
この状態ですでに八角など色々なスパイスの香りが漂ってきます。
ちなみに五香粉とは、いくつかのスパイスがブレンドされている香辛料のことで、こちらのルーローファンでは「八角、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒」が使用されているようです。
説明書き通り、電子レンジ4分30秒、600wで調理してみました。
こちら出来上がり!
パッケージの肉の盛々感は若干ありませんが、結構美味しそうです。
香りは、タイ米の独特な芳醇な香りと、「中華の角煮」という感じの匂いがします。
奥にはチンゲン菜も見えます。
ではいただいてみましょう!
お肉を一口。
うん、結構柔らかくて、THE角煮という感じ。
ホント中華料理屋さんで頼むあの角煮です。
八角やシナモンの香りがしますが、特にフェンネルの香りが強く感じました。
ではご飯もいただきましょう。
タイ米(インディカ米)の独特な香りがツンとします。
これはこれで個人的にはタイ料理が大好きなので美味しいと思うのですが、コレジャナイ。
私の大好きな忠南飯館でも在来米(インディカ米)と蓬莱米(ジャポニカ米)が食べられるように、台湾でも一般的にインディカ米を普通に食してます。
忠南飯館 おかずが美味しすぎてご飯を食べ過ぎてしまうお店
今回使用しているお米はタイ米の中でもかなり香りするお米かと思われますが、こんなに香りがすると折角の角煮の味と喧嘩しちゃうんですよね。
角煮は角煮で美味しかったので、もったいない。
卵見てみましょう。
ゆで卵かと思いましたが、アノ卵です。パッケージには鶏卵加工品と書いてあるものです。
黄身部分は電子レンジでチンしたにも関わらず半熟のようにとろ~りとしており、すごい技術力を感じました。味は卵ですが、煮玉子ではなかったのがマイナスポイントですね。
ということで、★5個で表現すると
再現率:★☆☆☆☆
美味さ:★★★☆☆もうね、ルーローファンじゃなくてこれは角煮丼です。チンゲン菜も入っているので、中華角煮感がかなり高いです。
魯肉飯らしさを探してみましたが、向かいのホーム 路地裏の窓 どこを探してみても見つかりません。
角煮丼じゃなくて魯肉飯(ルーローファン)として売り出せば売上あがるかも?的な発想なのか、もしくはワールドダイニングシリーズで「台湾」だったら魯肉飯でしょ!じゃあイメージ的にこんな感じでいいんじゃない?ってことで、販売したのかはわかりませんが、開発者は多分魯肉飯を食べたことがないでしょうね。
っていうか、タイと台湾を間違ってるとか?
ホントこれを魯肉飯として売り出して、台湾へ行ったことがなく魯肉飯を食べたことがない消費者が「ああ、これが台湾の魯肉飯ね。ふーん」的に思われてしまうのが残念で仕方ありません。
「魯肉飯じゃなくてルーローファンだから別物です!」と言われてしまうかもしれませんけど。
開発から携わらせてください!とまでは言いませんが、こういう商品を出す前に試食会とかアドバイスがほしいとか、そういう依頼があればホント協力致しますので、今後台湾関連の食品を出す会社があればお声掛け頂きたいです。
以上、超辛口レビューでした。
購入先:イオン
コメント
コメント一覧 (8)
魯肉飯には、程遠く感じますね。いろいろなスパイス混ぜ混ぜより八角の香りでせめて欲しいです!
台湾旅行がご無沙汰の時に、無性に魯肉飯が食べたくなります! イオンさん頑張って作って!私も協力したい!
辛口コメントになりますが、台湾って名前だせば売れる的な、安易な発想は勘弁して欲しいですよね。
どうせ作るならとことんこだわって欲しいです。
「開発者」の方は現地調査などしてないでしょうね。もししていてこの商品を発売したら、味覚を疑ってしまいます。
八角だけで十分美味しいのにって!
そうなんですよね。
ホントシンプルでよいのに!と思ってしまいますね。
なるほど、そういう見方もありますね。
本レビューはあくまで、現地のものをどれだけ再現できているかという見方が強いので、偏った意見になってしまうこと、ご容赦いただければ幸いです。
とはいえ、そういう企画のコンセプトであったら、もう少し日本人好みの味に仕上げることも出来たのでは!?とも思ってしまいます・・・。