寧夏夜市へとやってきました。

新しいお店が生まれ、そして消え・・・という夜市にも競争社会がある中、長年地元の人たちにも愛され続けている鶏肉飯を、今宵はいただきたいと思います。

場所は寧夏夜市の真ん中辺りです。

まだ17時過ぎということで時間は早いのですが、週末ということで賑わっています。

方家鶏肉飯(ファンジャージーロウファン)
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 台湾に何度か来られている方は、絶対食べたことがあるお店でしょう。

屋台があるメイン通り裏手にテーブルと椅子が配置してあるので、先ずは場所を確保。
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こちらがメニュー、テーブルに貼られています。
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座ると店員さんがやってくるので、指差しして注文すればOKです。

ちなみに下に書かれている「禁外食及酒」は他店から持ってきたご飯やお酒は禁止という意味です。

鶏肉飯(ジーロウファン)30元
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これこれこれっ!
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手で割いたような細い鶏肉が、薄い塩味のような濃い鶏肉の出汁のような、そんな味わいのタレが絡んでいます。
そしてそのタレがご飯に染み込んでて、最高!
口の中に鶏肉の風味がフワッと広がり、一口、また一口と箸が進みます。
日本人は絶対好きな味ですね。

魯肉飯(ルーロゥファン)30元
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多くの人が鶏肉飯を注文すると思いますが、魯肉飯も絶品です。
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トロットロに煮込まれた豚肉は脂分多めですが、味が濃くて独特の魯肉飯風味も感じられます。
鶏肉飯よりも肉に噛みごたえがないので、サラサラっと完食してしまいます。

魯豆腐(ルードウフ)30元
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個人的にはこれが一番大好きです。
豆腐の煮込んだものなのですが、豆腐がトロットロな上に、思いっきり汁を吸ってるのでこれが美味しい!!
大きな塊が2個くるため、結構お腹いっぱいになりますが、これをオンTHE鶏肉飯や魯肉飯にしていただくと最高です。

苦瓜排骨湯(クーグワパイグータン)50元
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スープまで食べるとかなりボリューミーになってしまいますが、白苦瓜のスープが無性に食べたくなったので注文してみました。
スープは透き通った豚ベースの出汁で、これまた最高です。
下水湯(シャーシュェイタン)も良いのですが、苦瓜のニガニガしい口当たりが結構好きなんですよね。
白苦瓜はトロットロに煮込まれており、美味しかったです。


ということで、みんな大好き鶏肉飯!の寧夏夜市にある方家をご紹介致しました。
かなり日本人の舌に合うので、「この店が一番好きです!」という方も多いかと思います。
観光夜市ということもあり、お店の方も外国人には慣れているので、台湾初心者の方も、先ずはここで夜市と屋台の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。


※最近日本人観光客のマナがー悪いという評判をよく耳にします。混んでるお店でも平気で長居をする、朝から缶ビールをお店に持ち込んで酒盛りをする(しかも後片付けをしない)など、他のお客様の迷惑になるような行為が多いようです。今回のお店には「お酒禁止」の文字が貼られているように、飲酒禁止、外からの持ち込み禁止のお店も中にはあります。屋台でビールが飲みたくなるのは個人的には否定しませんが、夜市はビールを飲む場所ではなく、お店の料理を楽しむ場所です。お店のルールを守ることはもちろん、混んでるお店や屋台の場合は周りをよく見て、ぜひマナーを守るようお願い致します。


方家鶏肉飯

台北市大同区寧夏夜市
営業時間:17:00〜翌1:00
店番号:060