城中市場の中にある美味しい麺が食べられるお店ににやってきました。
城中市場といえば、台北駅の南側で西門駅の東側、そうです、私の大好きな炸醬麺がある老牌牛肉拉麺大王がある市場です。

参考記事:[コラム]老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺を何倍にも美味しく食べる方法

今回ご紹介するお店は、老牌牛肉拉麺大王を右手にみたら、市場を突き当たりまで行った左側にあります。

周記手工家常麺(ジョウジーショウゴンジァーチャンミィェン)
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若干入口が分かりにくいです。
手前にメニューの看板が見えますが、お店の看板となると「記」しか見えないです。


少し引いてお店を見るとこんな感じ。
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今度は「周」しか見えないです。

というわけで、注意深くみないと通り過ぎてしまいますのでご注意ください。

店内はこのような感じ。
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奥に細長いつくりになっていて、なんだか日本の立ち食いそば屋のような感じです。

入口付近にはたくさんの小菜が並べられています。
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どれも美味しそうですね。

メニューはこちら
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オーダー表はなく、口頭で注文する形式です。

私が何を注文するか悩んでいると、店員さんが近づいてきて、ご丁寧に1個ずつ説明してくれました。
お店の方のおすすめ品は、熗煱麺(チィァングォミィェン)、ほとんどの人が注文するとのことでした。
 
熗煱麺は以前ご紹介した搶鍋麺と同じ、思い出されるのは龍記搶鍋麺ですね!

参考記事:龍記搶鍋麺 刻みニンニクで格段に美味しくなる狭い路地裏の美味しい芙蓉麺
 
中国北部発祥の麺料理で一度鍋で調理をする麺です。
というわけで、店員さんのおすすめを注文しました。

待っている間は小菜で腹ごしらえ
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豚の耳ですね。
コリコリで美味しい!
ビールが欲しくなる一品です。 

そして数分でやってきました。

熗煱麺(チィァングゥォミィェン)小椀70元
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平べったい麺が特徴的ですが、見た感じは日本でいう野菜煮込みうどんのようですね。
スープが透き通っており、とても良い香りがします。

まずは一口頂きましょう。
麺をツルツルっと
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おおお、おいしい!
台湾ではあまり食べたことのない味です。
長崎ちゃんぽんと煮込みうどんを合わせたような感じでしょうか。
麺はモチモチ、しっかりと弾力があり、細切りされた豚肉が良い旨味ダシを引き出していて、適度な野菜ともやし類が合わさり、野菜スープのようなほっとする味になっています。 

さて、麺類に忘れてはならないのがテーブル調味料。
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胡椒や辣醤を入れても美味しいです。
ニンニクもまるごとあるので、興味がある方は是非。
私は今回はあっさりな気分だったので、最後はお酢を入れました。
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お酢で全く別物の旨味が現れてきてさらにおいしくなりました。
 残ったスープもまるでコンソメスープを飲むような感じで飲み干してしまいました。
これはおいしい、おかわりできそうです。

続いてはこちらを頂きましょう。
 
牛肉麺 (ニョウロウミェン) 小碗110元
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こちらは醤油ベースのスープでとても美味しいです。
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麺は搶鍋麺と同じくツルツルのモチモチ。
テーブルに置いてある高菜のような酸菜(スヮンツァイ)を入れると美味しさアップ。
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醤油ベースのスープにはやはりこの酸菜が一番ですね。
台湾感が増します。

食べ終わったら、入口付近でお会計をしましょう。
自分が座っていた席を指差させば、店員さんもわかってくれます。


というわけで城中市場と言えば炸醤麺のお店が取り上げられがちですが、今回は別の隠れたお店をご紹介してみました。
お客が絶えないこの市場、台湾らしい雰囲気も満載なので、目で楽しみ味で楽しんでご堪能ください。


周記手工家常麺
 
台北市中正區漢口街一段80巷12-5號

02-2371-8008

営業時間:11:00~19:00
定休日:日