先日、日本に一時帰国する機会があり、実家へのおみやげに何が欲しいか聞いたところ、生のパイナップルが良いとのこと。

生のパイナップルって日本へ持ち帰れるの!?

ということで植物防疫所のホームページより、旅行者用簡易検索情報で「海外から野菜や果物を持ち込む際の規制」について調べてみました。

台湾の輸入規制一覧はこちらから調べることが出来ます。

見てみると確かに台湾からはパイナップルやココヤシ、ドリアン、タマリンドなどのフルーツの他、コリアンダー(香菜)やバジル、ニンニク、レモングラスなどが入国時に審査を受け、合格すれば持ち込むことが可能とのこと。

ということで、良いパイナップルを買おうと思い、以前ご紹介した希望広場へとやってきました。
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一通り見て、美味しそうなこちら、1つ200元の高級パイナップルを発見。
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パイナップル専門農家で、こだわりのあるパイナップルとのこと。

3つ購入してみました。
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この3つを袋に入れ、新聞紙にくるみ、ダンボールに入れて日本へと持ち込んでみました。
尚、今回は預け入れ荷物として運びます。スーツケースの中に入れて運んでも問題ありません。
また台湾での出国時の検査は特に必要ありません。
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今回は台北松山空港から羽田国際空港の便でしたので、羽田国際空港にある植物検疫所に向かいました。
税関検査カウンターを通る手前、荷物ターンテーブルの端にカウンターがあります。
以前、魯肉飯の缶詰とインスタント牛肉麺を持ち込んで立ち寄った、動物検疫所に併設されています。

参考:【コラム】台湾から魯肉飯の缶詰を日本に持ち込んで良いか実際に試してみました

先ず、検疫官の方に「台湾からパイナップルを持ち込んだのですが、調べて頂けますか?」と尋ねたところ、「わかりました、調べてみます。持ち込まれたパイナップルを拝見しますね。」ということで、ダンボールをあけ、実際に持ち込んだパイナップルをお見せました。
検疫官の方は一つ一つ、葉の周りやパイナップルの底の部分を見て、虫がいないかなどをチェックされました。パイナップル1つに掛かった時間は1つ1分以内程度。一通り検査をされたところ全部合格、植物検査合格証印が押された証明書を貼って頂きました。今回の所要時間は3分程度しか掛からずすぐに終わりました。
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これで無事、持ち込むことが可能です!!
ちなみに、「マンゴーの持ち込みは出来ないと思いますが、皮を剥いてカットしてタッパーに入れて、カットフルーツとして持ち込むことは可能ですか?」と聞いたところ、「例えカットしたとしてもマンゴーの日本への個人持ち込みは出来ないんですよ」とのこと。
やっぱりそうなんですねー、勉強になりました!ちなみに、この季節のライチも禁止ですのでご注意下さい。

ということで、実家に持ち帰り、冷蔵庫で一晩冷やして早速一緒に頂きました。
台湾の果物屋さんのように、丸ごとのまま皮は剥けないので、2つに割って皮を縦に切り裂いてもらいます。
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写真を取るなら、ということで盛ってもらいました。
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1つ食べてみると、「なにこれ!?全然日本で食べるパイナップルと違う!!」と驚いていました。
日本で一般的に流通しているパイナップルは酵素が強く、口がヒリヒリするし、繊維質も強くて硬いけど、これはぜんぜん違う!芯まで食べられてとっても美味しい!と満足頂けました。
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兄のAniwanと姉のAnewanにもプレゼントしたところ、とっても美味しかった!とのこと。
おみやげで喜んで貰えると、やっぱり嬉しいですね!


ということで、今回はパイナップルを実際に持ち帰ってみました。
結構かさ張りますが、日本ではなかなか口に出来ないと思うので、この夏のおみやげは生パイナップルで決まりですね!
尚、日本へ持ち帰る際は、必ず植物検疫を受けてください。また検疫の結果次第では、持ち込みが出来るとは限りませんのでご了承下さい。尚、前述の通りパイナップル以外でも検疫を通せば日本に持ち帰れるフルーツはありますが、不明な場合は必ず植物防疫所に問い合わせるようにして下さい。

本内容は2016年6月時点での記録です。海外から日本へ植物を持ち込みをする際は、必ず植物防疫所のホームページを確認の上、自己責任でお願い致します。


植物防疫所

http://www.maff.go.jp/pps/