蛋餅といえば、クレープのようなモチモチの生地にフワフワの卵と一緒に焼いた、台湾朝食の定番です。
お店のよってはチーズや葱が入っており、日本人も好きな一品ではないでしょうか。

今回の蛋餅は定番のモチモチではなく、サクサクな一品をご紹介したいと思います。

場所は松江路と民権東路の交差点、行天宮がある場所から東へ一本入った所にあります。


喜多士豆漿店(シードォスードウジャンデェン)
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赤い看板が目印です。
店頭ではお店の方が大きな鉄板で色々焼いている姿が見られます。

では中に入りオーダ表をもらい、好きな席に着席しましょう。
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オーダー表に水性ペンで好きなモノを記載し、自分の座っている席番号を右下に記載しましょう。

鹹豆漿(シェンドウジャン)25元
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豆漿のお店で私は必ず頼む、台湾朝食の鉄板です。
個人的には普通の甘い豆漿よりもこちらの方が好きです。
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おぼろ豆腐のような食感が最高で、半分寝ているお腹を優しく起こしてくれる気がします。
塩加減も絶妙で、久々に美味しい鹹豆漿を頂きました。

蛋餅(ダンピン)30元
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見るからにサクサクしていそうな蛋餅です。
油の香ばしいにおいがしてきます。

そのまま食べても大丈夫ですが、せっかくなのでテーブル調味料を使いましょう。
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大蒜油膏(ニンニクが入った甘いとろみ醤油)と辣椒醤(チリソース)です。
ニンニクが苦手な方は、普通の油膏(ヨーガオ)もあります。
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断面図はこんな感じで、サクサクの中にモチっとした食感もあり、中にフワフワの卵と葱も入っています。
大蒜油膏と辣椒醤と一緒に頂くととってもイイお味で、卵の甘みとよく合い、とっても美味しいです。

こちら先ほどの蛋餅の更に上を行く蛋餅。
蛋餅油條(ダンピンヨーテャオ)45元
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先ほどのサクサク蛋餅にジュワッと香ばしいあの揚げパンのような油條を挟んでしまった一品です。
挟むという表現よりは、巻いたという表現が良いですね。
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こんな感じで手に持って頂くことが出来ます。

同じく大蒜油膏と辣椒醤で頂きましょう。
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先ほどのサクサクモチモチフワフワに加え、ジャリッという食感とジュワっと油が染み出る感覚が追加されます。
油條がジューシーなので、食べ応えがかなりあり、結構お腹にたまるのでご注意を。

飯糰(ファントヮン)30元
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台湾式おにぎりです。
これも朝食では鉄板ですね。
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中は具だくさん。
サクサクになるまで揚げた油條やご飯とよく合う肉髭(ロウソン)などが入っています。
ご飯はもち米なので、普通のお米よりもモチっとした食感がよく、食べやすいです。

蘿蔔糕(ルォボーガオ)15元
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こちらも定番、大根餅ですね。
写真は一つを4つに切ってあり、ちょっとだけ大根餅を食べたいなというときにはいいですね。


ということで、とっても美味しい蛋餅のお店のご紹介でした。
サクサク蛋餅は、普通のモチモチ蛋餅よりも食べ応えがあるので、ズッシリと来ました。
朝からしっかりと食べて、一日元気に過ごせる台湾朝食、ぜひお試し下さい。


喜多士豆漿店

台北市中山區民權東路二段71巷15號
営業時間:6:00~11:00 
定休日:月曜日(第5月曜日は開店)