小籠包の有名店、鼎泰豊で修行をしていた兄弟が開いたというお店だけあって、安定した美味しさがあり、立地も良いため、手軽に美味しい小籠包を食べたいときは「京鼎樓」へ伺うことは多いのですが、今回は京鼎樓の姉妹店であるお店にやってきました。

場所は松山空港の前を南北に伸びる敦化北路を少し南に行った、ちょうど長春路と反対側の小道を入った所にあります。

京鼎小館(ジンディンシャオグヮン)
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赤い看板がないとちょっと見落としやすいかもしれません。

こちらのお店もやはり観光客御用達、店員さんは日本語が喋れます。

こちらオーダー表。
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好きなものにチェックを入れますが、別途写真付き、日本語付きのメニューもありました。

一皿50元の小菜を頂きながら、料理が出来るのを待ちます。
こちらインゲンをさっぱりとコマ油で和えたものと、ナスの小皿料理です。
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前菜としていい感じに優しく、美味しい一品でした。

蝦仁蛋炒飯(シャーレンダンチャオファン)180元
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エビと卵の炒飯です。
パラパラっとしたお米とプリプリのエビ、ちょうど良い塩加減のおいしいチャーハンです。
安定した美味しさがあり、誰もが好きな一品かと思います。

炒豆苗(チャオドウミァオ)220元
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キャベツや空芯菜は140元なのに、豆苗だけ220元と結構割高なのですが、高めでもいつも頼んでしまう一品です。
豆苗のシャキシャキとした歯ごたえと味が大好きで、程よいニンニクの風味がとても美味しいです。

元盅土鶏湯(ユェンゾンドゥージータン)180元
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鶏スープです。
鶏のエキスが物凄い染みだしていて、やはり小籠包屋では必ず頼んでしまいます。
過去の記事を見ても、180元と他店に比べると若干高めです。

小籠包(シャオロンバオ)180元
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説明は必要ありませんね。

れんげの上にのせて横から箸を入れると、極上スープが溢れてきます。
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この瞬間がまた目にも美味しく、食欲を掻き立てます。
小籠包にも色々好みがあると思いますが、こちらのは皮の厚さ、汁の多さ、肉の甘さが平均的で、味に安心感があるというか、安定して美味しいと思います。

鮮肉大包(シェンロウダーバオ)60元
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実際には2つで60元ですが、2セット頼んだので4つ来ました。

突然ですが私、カルカンが大好きなんです。
あ、いや、猫まっしぐらの方ではなく、和菓子の軽羹(かるかん)です。
この鮮肉大包それを彷彿とさせるような、シットリとした生地でメチャメチャ気に入りました。
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中には肉汁がタップリの餡が入っていて、これまたとても美味しかったです。
多分生地の関係か、肉汁を中に長時間閉じ込めておくことが難しいのかもしれず、時間が経つと下から少し肉汁が染み出してきたので、是非アツアツのまま、ハフハフしながら頂いてみてください。

芋泥小包(ユイニーシャオバオ)190元
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こちらデザート小籠包です。
中身はタロ芋!
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これも大好きな一品なんですよね。
まるまる一つを口に入れ、皮を破ると中からトロトロのタロ芋餡が出てくるわけです。
でも餡は決して甘すぎず、タロ芋本来の甘さと小麦の生地の味だけなのですが、そのシンプルな味にいつもメロメロになってしまいます。
タロ芋の味自体も好きなのですが、こうして生地に包まれて蒸し上げられると、より美味しくなるんですよね・・・。


ということで、小籠包ももちろん、なんでも安定した美味しさがある京鼎樓の姉妹店のご紹介でした。
メニューも味も基本的には林森北路と長春路近くにある「京鼎樓」と同じだと思います。
正直こういう肉まんって結構大きいので、一つ食べたらお腹いっぱい!となってしまうと思いますが、是非こちらに来られた際は食べてみてくださいね。

長春路の京鼎樓辺りは人通りが多いのでで、店頭販売でその場で食べられるようにしたら絶対売れるのに!とふと思いました。


京鼎小館

台北市敦化北路155巷13號
営業時間:月〜金:11:30〜14:30/17:30〜24:00
土・日・祝:10:30〜14:30/17:00〜22:00
電話番号: 02-2546-7711
http://jin-din-rou.net