日本からの友人が来た場合、私が必ずと言っていい程連れていくのが、北京ダックのお店です。

日本で北京ダックは、本当に高価な物なので、気軽に食べに行くことは出来ませんが、台湾では、北京ダックがリーズナブルに食べることができます。

私の好きなお店の一つに、日本からの友人2名を連れ、4人でやってきました。
場所は、南京東路と復興北路の交差点近く。

北京ダックを頂く場合は、要予約のお店です。 
日本語は通じにくいで、もし電話での予約が難しいのであれば、出向いて筆談すればなんとか可能です。

北平陶然亭餐廳(ベイピンタオランティンツァンティン)
IMG_4055
黄色い看板が目印、ビルの二階に入っています。
IMG_4054
金曜日だったのか、満員状態。
活気があるお店です。

さてメニューです。かなり種類があります。
前菜や鶏肉、豚肉等など様々な種類があり目移りします。
IMG_4027
メインの北京ダック
IMG_4028
皮で包む以外の食べ方も出来ます。
IMG_4029
IMG_4030

こちらは麺類、ご飯類です。
IMG_4037

日本語のメニューもありました。
でも、値段が書いてありません・・・。
IMG_4038
さて、食べましょう!

先ず、北京ダックを頼むとサービスで出てくる、キャベツと香草とピーナッツ&ニンニクの和え物。
松柏長青(ソンバイチャンチン)無料サービス
IMG_4040
香菜が食べれないとかなりキツイ一品ですが、相当美味いです。 

蝦仁炒飯(シャーレンチャオファン)120元
IMG_4041
普通に美味しかったです。
でも炒飯でお腹を満たしちゃダメですよね!

京都排骨(ジンドゥパイグー)(小)250元
IMG_4042
酢豚好きの私には、最高の一品でした。
甘酸っぱいソースに豚の骨付き肉が絡まって・・・。
んー!炒飯にかけて食べました。

蘿蔔絲餡餅(ルォボースーシャンビン)30元/1個
IMG_4046
IMG_4050 
大根の饅頭です。期待せず普通にガブっといったら、中の汁が顔に飛び火傷しました。
ジュージー度は半端無く、美味しすぎて中身を未確認のまま完食です。
こちらのお店のイチオシメニューだそうです。

さて、お待ちかねの烤鴨(カオヤー)900元
IMG_4043
目の前でアッツアツの鴨に包丁を入れ、見事な手さばきで切り分けて頂けます。
IMG_4044
肉も一緒に切り取って頂きます。
下の写真は、鴨の顔です。
IMG_4045
頭からガブ!っとわけにはいきませんが、脳味噌を頂きます。

この輝く皮が最高ですよね・・・。
IMG_4047
餅に甜麺醤を塗り、ネギと鴨を一緒に包んで・・・。
IMG_4048
至福の一口です。
日本だったら、あって2巻きですかね。
それを量に拘らずに食べられる・・・。最高です。

さて、北京ダックの食べ方は1吃2吃3吃と、プラス100元していくと、色々な調理をしていただくことが出来ます。

2吃目、鴨肉絲炒銀芽(ヤーロースーチャオインヤァ)100元
IMG_4049
モヤシと鴨肉の炒めもの 
ちょっと肉は少なめですが、モヤシがシャキシャキでいい鴨のダシで炒めた味です。

3 吃目、酸菜鴨架湯(スヮンツァイヤージァタン)100元
IMG_4053 
残りの鴨の骨を煮込んでだ、酸味のあるスープです。
見た目ほど濃厚ではなく、後味すっきりで結構私は好きです。

尚、スープを頼まない場合は、甘辛ソースで炒めたものなど、選ぶことが可能です。

4 吃目、溜黄菜(リゥホヮンツァイ)100元
IMG_4051
 鴨の脂で卵を炒め、スープっぽくトロみのあるものです。 
IMG_4052
これ、出会ってしまいました。
久々に美味しい、新しい一品に出会いました。

食感は歯ごたえのあるデザートクリームのような。
味は、超濃厚な茶碗蒸しのような。
奥の方で鴨の旨味が出た脂を感じ、なんとも言えない至福を味わえます・・・。

何回かこちらのお店に行ったことがありますが、これを頼んだのは今回が初めて。
こんな美味しいのがあったのに頼まなかったなんて!と、悔やまれます。
少々大袈裟に聞こえますが、私が本当に気に入った一品です。


やっぱり美味しかったです。北京ダック。
お連れした友人も大満足だったようで、それ以上に私もお腹いっぱいで大満足でした。

人数集まらないと北京ダックってなかなか食べられないので、一人や二人でも食べられるようなお店、次回は探してみたいと思います。
尚、食べ切れない場合は持ち帰ることも可能ですし、北京ダックのテイクアウトも可能です。
(一回テイクアウトして自宅で食べたことがあります。)


北平陶然亭餐廳

台北市復興北路86號2階
営業時間:11:00~14:00、17:00~21:00
定休日:旧正月期間
電話番号:02-2778-7805 ~7