アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


2016年12月

早い、安い、美味しいの三拍子と言えば、大衆食堂をイメージするかと思います。今回はそんな大衆食堂で、私のお気に入りである安くて美味しいお店をご紹介致します。場所は、金山南路一段沿いにあり、若干遠いですが、最寄り駅は新生南路駅か東門駅になります。良友小館(リ ... 続きを読む
早い、安い、美味しいの三拍子と言えば、大衆食堂をイメージするかと思います。

今回はそんな大衆食堂で、私のお気に入りである安くて美味しいお店をご紹介致します。

場所は、金山南路一段沿いにあり、若干遠いですが、最寄り駅は新生南路駅か東門駅になります。

良友小館(リャンヨウシャオグヮン)
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黄色の看板が目印。
大衆口味の文字が見えますね。庶民の味、という感じでしょうか。

お店前のドアには炒飯70元の文字も見えます。
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安いですねー!

お店のなかはこのような感じ。THE食堂というイメージですね。
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こちらがメニュー。
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年季の入ったメニューですが、値段が書いていません。
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しかし恐れることなかれ、ほとんどが数十元から100元強。
3,4品頼んでも300元もしないことがほとんどです。

注文はメニューを見ながら指差しでOK。

白飯(バイファン)を食べるか聞かれるので、炒飯や炒麺などの主食を頼んでない場合はぜひ頼みましょう(一杯10元)

糖醋鶏丁(タンツージーティン)
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排骨が豚肉に対し、こちらは鶏肉なので、酢鶏と言うべきでしょうか。
ツンとした酸っぱさに甘い後味がやみつきです。
ピーマンや玉ねぎ、トマトなどの野菜も全体的に同じ大きさに切られており、とっても美味しかったです。

肉絲蛋炒飯(ロースーダンチャオファン)
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肉と卵のシンプルチャーハン。
こういう誤魔化しのきかないシンプルな一品で、お店の良し悪しがわかりますが、ここのは美味しいです。
日本の炒飯とは若干違いますが、卵とお米が綺麗に混ざっており、お米もパラパラ。
先程の糖醋鶏丁と一緒に食べるとこれまた最高でした。

空芯菜牛肉(コンシンツァイニョウロウ)
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本来は空芯菜と牛肉の炒め物でしたが、空芯菜が品切れということで、代わりにほうれん草でやってきました。
沙茶醤の味付けなので、好き嫌いが分かれるかもしれませんが、白飯にぴったりのおかず。
ちなみに沙茶醤とは、インドネシアやマレーシアで使われているサテーソースのが由来のもので、ピーナッツやニンニク、魚介や干しエビなどを発酵させて作られたものです。台湾では一般的な調味料で、特に鍋を食べる時のソースとして多く使用されています。

豆干肉絲(ドウガンロースー)
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豆干と呼ばれる硬い豆腐と豚肉、芹菜(セロリ)の炒め物です。
味付けは辛くない豆瓣醬を使用しています。
この辛くない豆瓣醬、何に入れても本当に美味しくなるんですよね。空芯菜の炒め物などにいれても美味しいです。
さて、こちらの豆干肉絲はというと、豆干がよくあるカチカチの豆腐ではなく、どことなくシットリしており、味がよくしみてます。
味付けも少し唐辛子を効かせており、ピリ辛でこちらもご飯がススムススム!

下水湯(シャーシュェイタン)
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食べ台湾にはよく出てくるスープの一つで個人的大好きな一品です。
鶏の臓物(主に砂肝がメインで時々レバー)を煮込んだスープで、生姜がピリッと効いてます。
こちらの下水湯も臓物が新鮮で、まったく臭みがなく、コリコリした食感が素晴らしかったです。


ということで、安くて美味しい食堂のご紹介でした。
値段が書いてないので、若干躊躇してしまいますが、前記の通りおかずは100元前後が多いので、これだけ食べても400元程度なので、食べたいものを色々頼んでもお財布が痛みません。
お食事時はかなり混むので、開店と同時くらいに行くのが良いでしょう。
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ちなみに個人的なベスト・オブ食堂は、各方面で私の一押しとして紹介している、忠南飯館
過去記事:忠南飯館 おかずが美味しすぎてご飯を食べ過ぎてしまうお店

食べ台湾本にも紹介しており、こちらもオススメです。


良友小館

台北市金山南路一段37號
営業時間:11:00〜14:00 / 17:00〜21:00
最寄り駅:新生南路駅・東門駅 
 

今回も饒河街夜市(ラオハージェイエスー)です。饒河街夜市と言えばやはり胡椒餅なのですが、個人的にこの夜市で絶対外せないものといえば、薬燉排骨(ヤオドンパイグー)ですね。色々な種類の薬膳が入ったスープで煮込んだスペアリブ。そこそこ薬膳の香りが強いものの、「 ... 続きを読む
今回も饒河街夜市(ラオハージェイエスー)です。

饒河街夜市と言えばやはり胡椒餅なのですが、個人的にこの夜市で絶対外せないものといえば、薬燉排骨(ヤオドンパイグー)ですね。
色々な種類の薬膳が入ったスープで煮込んだスペアリブ。そこそこ薬膳の香りが強いものの、「苦手で食べられない・・・」という日本人を個人的に見かけたことがないので、日本人の口と相性が良いかもしれません。

そんな私は薬燉排骨が大好きですが、真夏の夜市内で食べると、人と熱気ですごい事になるので、今回は店舗で頂けるお店をご紹介したいと思います。

ちなみに、以前ご紹介した屋台の店舗バージョンとなります。

[饒河街夜市] 陳董薬燉排骨 饒河夜市行ったら必食の薬膳スープ

場所は、饒河街夜市に一番近いMRT松山駅の5番出口を出ると正面左側にあり、夜市の屋台通りの中ではありません。(夜市内にも店舗があります)

陳董薬燉排骨(チェンドンヤオドンパイグー)
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夕方前の15時半からお店はやっており、早めの時間に行くとかなり空き空きです。

さて、メニューは3種類。
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薬燉排骨(ヤオドンパイグー)は豚肉のスペアリブを煮込んだもの。
薬燉羊肉(ヤオドンヤンロウ)は羊肉を使っています。もう一つは魯肉飯。

個人的に魯肉飯も羊肉も至って普通なので、ここは薬燉排骨一択で。

空いてる席に勝手に座り、口頭注文、品物が運ばれたときにお支払するシステムです。

薬燉排骨(ヤオドンパイグー)70元
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何が美味しいかって、この骨の周りに付いた皮っぽいところと、この豆板醤。

さあ食べよう!と思いきや、かなり熱いのでやけど注意です。
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ボワッと湯気が立ち上り、お肉もスープもグツグツの状態ですので、ふーふーしながら食べましょう。
背骨の部分には肉がたんまりと付いていて、とっても食べ応えがあります。
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骨の部位は正直その時々によって割合が変わりますが、大体半々くらいでしょうか。
お肉は柔らかく、そして結構ジューシー。
赤い豆板醤をつけて頂くと、とっても美味しく頂けます。
スープは、豚肉のエキスがたっぷり出た薬膳系の味。
でも、薬膳臭いというよりは、旨味もたっぷり出ており、あと引く美味しさです。味に変化を楽しみたければ、豆板醤を投入して辛くするものアリです。
ちなみに、骨付き肉なので、お箸で食べるのは難しく、どうしても素手を使ってしまいます。ティッシュはありますが、ぜひウエットティッシュを持参されるととっても便利かもしれません。


ということで、店舗で頂ける薬燉排骨のご紹介でした。
個人的には饒河街夜市では胡椒餅に次ぐ必食の一品だと思うので、食べたことない方は是非お試しください。
尚、薬燉排骨のお店、饒河街夜市にはこちらの陳董薬燉排骨以外にいくつかの屋台があり、どこも美味しいので、空いてるお店があれば、迷わず座りましょう!

ちなみに、17時過ぎの饒河街夜市はこのような感じ。
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まだ開店準備中の屋台もありますが、ほぼ並ばずに何でも買えるので、時間に余裕がある方は、早めに夜市に訪れるのが良いかもしれませんね。


陳董薬燉排骨

台北市松山區八德路四段739號 
営業時間:15:30~0:30

饒河街夜市(ラオハージェイエスー)でオススメの一品と言えばもちろん、みんな大好き胡椒餅ですが、今回はいつもお客さんで混んでいて気になっていたお店にやってきました。場所は饒河街夜市の西側の方。最寄り駅はもちろん饒河街夜市がある松山駅です。到着は17時前、夜市 ... 続きを読む
饒河街夜市(ラオハージェイエスー)でオススメの一品と言えばもちろん、みんな大好き胡椒餅ですが、今回はいつもお客さんで混んでいて気になっていたお店にやってきました。

場所は饒河街夜市の西側の方。最寄り駅はもちろん饒河街夜市がある松山駅です。
到着は17時前、夜市の屋台もまだ準備中で人もほとんどいませんでした。

后庄排骨酥麺(ホージョンパイグースーミェン)
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台湾ビールに一番合うのは何でしょう?その答えは怪味鶏!ということで、その怪味鶏が美味しいお店をご紹介したいと思います。場所は、光復南路と八徳路四段の交差点を南西方面に入った場所にあります。最寄り駅は南京三民でしょうか。小龍飲食(シャオロンインシュー)赤い ... 続きを読む
台湾ビールに一番合うのは何でしょう?

その答えは怪味鶏!

ということで、その怪味鶏が美味しいお店をご紹介したいと思います。

場所は、光復南路と八徳路四段の交差点を南西方面に入った場所にあります。
最寄り駅は南京三民でしょうか。

小龍飲食(シャオロンインシュー)
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赤い看板に黄色の文字がいいですね。

さて中はこんな感じで年季がはいっており、THEローカルな感じです。
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空いてる席に座り、オーダー表を書き込みましょう。
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ちなみにオーダー表は二種あり、下記の黄色のオーダー表は滷味(ルーウェイ)、煮物です。
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下記は小菜、小皿料理の写真付きメニューで、セルフサービスで持ってきましょう。
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ということで、先ず持ってきたのはこちら。

四川怪味鶏(スーシェングヮイウェイジー)120元
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まりも・・・・?
いや、緑色のソースは葱や生姜、ニンニクなどを刻んだもので、辣油と一緒に絡めてあります。
鶏肉はぷりんぷりん。
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カプッと一口食べると、ねぎねぎしい複雑なソースとピリ辛の辣油が鶏肉とナイスマッチング。
しかも鶏肉が柔らかい!
ジューシーで柔らかい鶏肉とこのピリ辛感はあれが欲しくなる!!!

ということで、お次の料理が来ました。

滷味各種
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豆干や滷蛋、豬頭皮などを頼んでみました。
ホント、滷味は最高に美味しいですねぇ!
益々あれが欲しくなる!!

ということで、こちらもセルフサービス、持ってきました。
生啤酒(シェンピージョウ)100元
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普通の台湾ビールではなく、18Daysの生ビールの方です。
一般的な台湾ビールである金牌よりも、爽やかで軽い味なので大好きです。

こちらの冷蔵庫から持ってきましたが、ソフトドリンクなどもあります。
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さて、ビールを飲みつつ怪味鶏や滷味を頂きましたが、主食もやってきました。

小龍麺(シャオロンミェン)65元
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麺の下にソースがあるので、思いっきり混ぜ混ぜしましょう。
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沙茶の独特の味と芝麻のゴマ風味が効いた複雑な味わいです。
麺は一般的な白い麺でコシこそ少ないですが、ソースに良く絡みます。

肉絲蛋炒飯(ロースーダンチャオファン)75元
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炒飯が好きで、個人的に美味しい味を求め続けています。
ということで、お店に炒飯があると必ず頼んでしまうので、こちらも。
一瞬炒飯にベジタブルミックス(ニンジン、コーン、グリーンピース)が入っていると思いましたが、違いました。
お味は、これまた美味しい!怪味鶏をおかずに炒飯というのも素敵な組み合わせでした。


ということで、ビールが止らない怪味鶏が美味しいお店のご紹介でした。
普段はビールより炭水化物を好む私ですが、この時ばかりは怪味鶏と滷味を頼んでしまったばかりに、ビールが欲しくて欲しくてたまらなくなりました。
そんなビールとの相性バッチリの怪味鶏、オススメです。


小龍飲食

台北市松山區光復南路13巷31號
営業時間:月~土:11:00~23:30 / 日:11:00~22:00(ラストオーダー閉店1時間前まで)
定休日:不定期