アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


2016年03月

台湾ローカルフードが美味しいのは当たり前ですが、他の文化が混ざり独自に進化した料理も美味しいのが台湾です。以前ご紹介したフレンチトーストサンドのMr.Lin'sもその一つで、卵を使ったフレンチトーストに豚肉を挟んで食べるサンドイッチは、何とも言えない美味しさがあ ... 続きを読む
台湾ローカルフードが美味しいのは当たり前ですが、他の文化が混ざり独自に進化した料理も美味しいのが台湾です。

以前ご紹介したフレンチトーストサンドのMr.Lin'sもその一つで、卵を使ったフレンチトーストに豚肉を挟んで食べるサンドイッチは、何とも言えない美味しさがあります。

今回ご紹介するのもそんなパンを使ったお店で、鉄板でトーストを焼いたり、お餅をホットサンドにしたものを食べれるお店です。

場所はMRT忠孝復興駅に近い白いSOGO(SOGO復興店)の裏、復興南路から少し右に入った辺りにあります。

扶旺號(Full Want)(フーワンハオ)
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台湾の朝食としてサンドイッチという選択肢が多いように、朝6時から開店していますが、最近かなりの人気のお店なので、いつも人であふれています。

こちらメニュー。
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カウンターにもメニューがあるので、指差しで購入することが可能です。
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尚、いくつかのメニューは限定メニューとして午前10時から15時までしか販売してないものもあります。

カウンターの横には大きな鉄板があり、お肉や目玉焼き、トーストなどを焼いているのが見えます。
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取り敢えず幾つか購入してみました。

オーダーが入ってから作るので、若干時間が掛かります。
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番号が書いたレシートが貰えるので、電光掲示板に番号が表れたらカウンターに取りに行くシステムです。

お店の地下にイートインスペースがあるので、そちらで待ってみました。

待つこと10数分でやってきました。
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辣焼肉蛋捲餅(ラーシャオロウダンジュワンビン)70元
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蛋餅(ダンピン)のように巻いてある、厚めの生地に辛い豚肉が挟まっています。
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手に取ると思った以上にずっしりしていました。
かぶりと行くと、じゅわっと豚肉の肉汁が溢れて来ました。
美味しい!と思った瞬間、辣の名前が付いているようにピリリとした辛さがあと追いでやってきます。
でもこの辛さが心地よく、とっても美味しく頂きました。

去骨鶏腿土司(チューグージトゥイトゥースー)90元
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先ほどの鉄板で焼いていたトーストで挟んだ鶏肉のサンドイッチです。

試しに中身を見てみると、おっとパイナップルが入っていました。
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パイナップルか・・・と思いましたが、取り敢えずこのまま頂きます。

うん、悪くありません。
鶏肉にしっかりと味が付いており、トーストもサクサク&フワフワ。
キャベツもシャキシャキとしており、鶏肉の味とパイナップルの酸味と甘さがいい感じに調和してました。

取り敢えず飲み物と思い、こちらをオーダー。

青蛙奶蓋(チンワーナイガイ)50元
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簡単にいうとミルクティーなのですが、上のクリームがものすごくトロットロ!
写真だとわからないと思いますが、ドロッドロのクリームでこれまた美味しい!
少しづつ溶かしながら飲んでみました。
 
さて前述の通り、限定メニューは時間が決まっているため、別の時間でやってきました。

購入したのは2つのホットサンド。
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先ずはこちら。
焼焼麻糬熱壓土司(シャオシャオマーシューラーヤートゥースー)60元
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パッとみ普通のホットサンド。
中を割るとビヨーンとお餅が!
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お餅と一緒にピーナッツの粉が入っています。
思ったよりも甘さ控えめで、お餅とトーストの組み合わせって面白いですね。
ふと考えてみると思いっきり炭水化物祭りでした。

搖滾香蕉熱壓土司(ヤングンシャンジャオラートゥースー)60元
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こちらはバナナが入ったホットサンド。
嬉しいことにチョコです!チョコバナナのホットサンドという感じでしょうか。
個人的にこのサクッとしたパンに、ぐにゃっとしたバナナの感触が好きです。
美味しく頂きました。


ということで、サンドイッチやお肉が入った蛋餅系のもの、デザートホットサンドのご紹介でした。
どれも美味しく、なかなか日本ではお目にかかれない組み合わせなので、台湾ローカルフードに若干飽きた方にオススメです。
お店のFacebookを見ると、色々美味しそうなメニューも別途あるので、また是非訪れたいと思います。

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尚、今回訪れた復興店以外に、通化店もあるようです。


扶旺號(Full Want)復興店

台北市大安区復興南路一段133−1號
営業時間:月-木:7:00〜16:00 / 金-日:7:00~19:00
最寄り駅:忠孝復興駅
https://www.facebook.com/fullwant/
 

ここ数年、台湾では毎年フルーツビールの新作が販売されていますが、以前からいちごビールというものがありました。しかし限定品とのことで、購入方法がわからなかったのですが、先日ふとSOGOの地下にあるCitySuperを覗くと普通に販売していたので購入してみました!というこ ... 続きを読む
ここ数年、台湾では毎年フルーツビールの新作が販売されていますが、以前からいちごビールというものがありました。

しかし限定品とのことで、購入方法がわからなかったのですが、先日ふとSOGOの地下にあるCitySuperを覗くと普通に販売していたので購入してみました!

ということで、新発売ではありませんが、レポートしたいと思います。

poster
ちなみにこちらのいちごは、完全無農薬栽培で育てたイチゴだそうです。

草莓啤酒(ツァオメイピージョウ)150元
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販売しているのはこの小瓶のみ。
330mlで150元は結構いい値段ですね。

レトロな雰囲のラベル。
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果汁は9%。

さて成分表です。
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アルコール度数は3.5%。
主要原料にも、完全無農薬いちご果汁の記載があります。

さて開けて飲んでみましょう。
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栓抜きであけるとシュポッと気持ちの良い音がします。
瓶の先から嗅いでみましたが、特に強い香りはしません。

グラスに注ぐと、ほのかないちごの香りがしてきました。
例えると高級ないちごジャムを嗅いでいるようなほんのりと優しい香りです。

シュワっとした泡と一緒に一口飲んでみると、先ず最初にホップのほのかな苦味を感じます。
その後いちごの甘さがその苦さを打ち消し、喉の奥までほのかな甘さが広がります。
後味も甘すぎないいちごの香りで終わり、かなり美味しいです。
美味しくてグビグビいくと、速攻で飲みきってしまいました・・・。
アルコール3.5%とはいえ、ほぼアルコールを感じないので、飲み過ぎ注意ですね。

ちなみに今回は緑色のSOGO(復興館)の地下にあるCitySuperで購入しました。
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今回は135元で購入することができましたが、定価は150元です。

冷蔵の棚にもいちごビールもありました。
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他のクラフトビールもあったので、普通の台湾ビールに飽きたら飲んでみるのも楽しいかもしれませんね。

尚、台北市内で購入できる場所は下記からどうぞ。
http://www.thetaste.com.tw/p4-products_detail3.php?tp=3

購入場所:CitySuper SOGO復興館


完莓主義-自然栽培無農藥工法

http://www.thetaste.com.tw/index.php
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今回は食べ台湾読者から多くの要望を頂いている、エビ釣りについて取り上げたいと思います。エビ釣りとは、屋内の釣り堀でエビを釣り、その場で釣ったエビを焼いて食べることができるファミリーでも楽しめるアクティビティーです。ちなみにエビは釣り放題、料金は時間制で竿 ... 続きを読む
今回は食べ台湾読者から多くの要望を頂いている、エビ釣りについて取り上げたいと思います。

エビ釣りとは、屋内の釣り堀でエビを釣り、その場で釣ったエビを焼いて食べることができるファミリーでも楽しめるアクティビティーです。
ちなみにエビは釣り放題、料金は時間制で竿や餌は料金に含まれています。

ちなみに私のエビ釣り歴は、台湾に赴任した初めての週末に連れて行って頂いてからなので、現在で6年ほど。
食べ台湾で取り上げようとずっと思っていましたが、良い釣り堀は台北市内からアクセスが悪く、市内にあるものも小規模のため躊躇していたのですが、今回松山空港方面、濱江市場のすぐ近くのエビ釣り場を見つけたのでご紹介に踏み切りました。

位置的には前述の通り濱江市場近く、民族東路を挟んだ対面あたりにあります。

新豪釣蝦(シンハオデャオシャー)
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入口の両側は車関係のお店で、写真の看板から奥に入った場所にエビ釣り場があります。

ちなみにエビ釣りは釣蝦(デャオシャー)と言います。
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ではお店の中に入ってみましょう。

お店の奥にプールのような釣り堀が広がっています。
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入口右側にカウンターがあり、こちらで希望の時間を言い、料金を支払います。
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支払うと、竿とトレイを貸してもらえます。
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取り敢えず竿とトレイを持って、好きな場所を確保。

場所を確保したら、こちらのトレイにカウンター横の冷蔵庫から餌になる小さいエビを取り出しましょう。
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ちなみにレバーも餌としておいてあるのですが、個人的には使用が面倒臭いので、エビオンリーで勝負しています。

では仕掛けを用意しましょう。

竿は先から釣り糸が延び、途中に浮きがあり、先端には針が2つ付いています。
イメージとしては、浮きから垂れ下がる針のうち、上の針が釣り堀の底に当たるように調整すると、下の針は底に当たりながらゆらゆらと流れる感じです。

取り敢えず浮きから針の長さを調節する必要があるので、まずは水深がどれくらいか竿を手持ち部分から釣り堀に垂直に突き刺してみます。
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竿を垂直に入れることで、大体の水深がわかるかと思います。

ここで、竿についている目印になる輪ゴムがあるので、それに水深を合わせましょう。
(上記写真、青いのは釣ったエビを入れる網のカゴ、スカリです。こちらも事前に用意しましょう)

合わせたら、竿から伸びている浮きをその目標となる輪ゴムに当ててみましょう。
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そうすると、竿の手持ちの底の部分に釣り糸が垂れるので、長すぎれば浮きをずらして短く、短ければ伸ばして調度よい感じに調節します。
写真だとこんな感じになります。
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まぁ正直大体はこの作業をしなくても、貸してもらえる竿の針の位置は丁度良い高さに最初からなっているので、この作業を省いても構いません。

針の位置を合わせたら、勝負開始!

取り敢えず餌のエビを針につけましょう。
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上と下の針、両方につけます。

つけたら、そっと水の中に投げ込みましょう。
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水面にゆらゆらと揺れる浮き、取り敢えず反応があるまで待ちます。
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ゆらゆら・・・・と揺れる浮き、突然浮きがスッと水面に沈みます!
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これぞ水中のエビちゃんが餌に反応した瞬間。

しかし考えてみてください。
魚は餌をみたらパクっ!って行くと思いますが、エビはどうでしょう。
小さい爪のある手でワサワサと口の前に持ってきてから、モグモグと食べるのだと思います。

ということで、水面に沈んだからと言って、一気に竿を引いても早すぎる可能性があるので、ここは少し泳がせます。
個人的な感覚では体内時計で6秒。
6秒心の中で数えたあと、一気に竿を引くと物凄い引きを感じることが出来るでしょう。
うまい具合に釣れると青い綺麗なエビが現れます。
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どーん!と釣れました!!

取り敢えずビールでも飲みながら連れたエビちゃんを眺めます。
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ちなみに、ビールや飲み物はカウンター横の冷蔵庫からセルフで取り出し、カウンターでお支払いです。
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さて、エビの姿を楽しんだら針を外す作業に入るのですが、正直これが大変です。

というのもこちらのエビは手が長く、普通に針を取ろうとすると思いっきりこの青い手の先にある爪で挟んできて、地味にかなり痛いです。(怪我をするほどではありません)

なので、取り敢えずこのようにして上から抑えこみましょう。
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抑えこんだら、両手をたたむようにして、気を付け!を強制的にさせ、身体と一緒に両手を掴みます。
掴んで身動きが取れなくなったら、口に引っかかっている針を取り、青いカゴに入れて取り敢えず一匹という感じです。

この作業を繰り返し、取り敢えず釣れるだけ釣りましょう!!
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ということで、今回は2時間で13匹です。

初めてエビ釣り行った時は2時間で3匹だった記憶があります・・・。
ちなみに母親、mamawanが台湾に来た時に初めてエビ釣りに連れて行った時は、2時間で19匹釣ってました。

尚、こちらのエビ釣り上は時間制で、時間が来ると電光掲示板に支払い時に頂いたレシートに記載されている番号が表示され「お時間ですよ」とお知らせしてくれます。

時間が来たらトレイと竿を先ず返しましょう。
延長の場合は、その場で延長時間を払えばOKです。


ということで竿を返したら、釣ったエビを食べたいと思います!

まずはお店の奥にある流しで軽く水洗い。
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水洗いのあとは串打ちです。
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串の打ち方ですが、以前他のお客さんから教えて頂いた、頭から刺すやり方をしています。
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エビの頭にある一番硬い角の真下で、目の間からまっすぐ刺す感じ。
このように刺すとエビが締まるんだとか。
もちろん、お尻から刺すのもOKですので、お好きにどうぞ。

串に刺したら全体的に塩をふり準備完了!

それでは焼きましょう。

お店の端にコンロがあるので、まずはバナーのコックを開けてライターでこのように火をつけます。
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コンロは上から焼くタイプなので、焼く場所のガスを開けこのようにします。
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そうすると、ふわっと火が点きます。
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今回は別の食事があるので、焼くのは4匹のみ。
残りはお持ち帰りを致しました。
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良い焼色になるよう見守りつつ、時々クルクルと回転させましょう。
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いい色ですねー。
香ばしい匂いがプンプンと広がります。

中までしっかりと火を通し出来上がり!!
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いやー!美味しそう!
プリプリと太っており、焼けた塩の匂いがたまりません。
焼きたてなのでアッツアツです。

身もプリップリです!
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頭の硬い部分をはがすと、味噌も沢山入っています!
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いやー、甲殻類バンザイ!プリン体バンザイ!!

ワサビ醤油を付けて頂くことも可能ですが、個人的には塩のみが大好きです。

最高!!!

ちなみに、こちらでは釣ったエビを食べる以外に、普通にお食事のオーダーも可能で、円卓があるので宴会も出来ます。
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ビール飲みながらはもちろん、炒飯食べながらエビ釣りをすることも可能です。

また、ダーツなどもあったりします。
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ということで、エビ釣りのご紹介でした。
正直釣り方を書いていて、なかなか上手く伝えることができないなぁと思いましたが、簡単に言えば餌を付けて針を入れるだけです。
あとはうまい具合にエビちゃんの口に針を引っ掛けて釣り上げればなんとかなるでしょう。
ぜひ一度は台湾でエビ釣り、挑戦してみてください!

もし「食べ台湾エビ釣り教室」など、需要があれば開催を考えます。(教えられるほど上手くはありませんが)
もしくはエビ釣りオフ会とか?
興味があれば最近開設した@LINE経由(記事最下部に書いてあります)で、コンタクト頂ければ幸いです。


新豪釣蝦

台北市民族東路91號
24時間営業
 

(2016年7月24日から8月31日まで休業中です)個人的に台湾最強、ラーメン二郎を彷彿とさせる麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、今回ご紹介するのは、刻みニンニクを入れるとめちゃくちゃ美味しくなり、また食べたくなる、そんな麺をご紹介したいと思います。場所 ... 続きを読む
(2016年7月24日から8月31日まで休業中です)

個人的に台湾最強、ラーメン二郎を彷彿とさせる麺と言えば、老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺ですが、今回ご紹介するのは、刻みニンニクを入れるとめちゃくちゃ美味しくなり、また食べたくなる、そんな麺をご紹介したいと思います。

場所はMRT西門町駅から徒歩5分ほど、衡陽路沿いのかなり狭い路地裏を抜けた所にあり、老牌牛肉拉麺大王と同じくらい分かりにくい場所です。
行き方は記事の最後に書きます。

龍記搶鍋麺(ロンジーチャングオミェン)
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店内は清潔感があります。

メニューはこちら二種類のみ。
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肉絲麺(ロースーミェン)は肉の細切りが入ったもの、芙蓉麺(フーロンミェン)は肉そぼろが入った麺です。
大小のサイズも選ぶことが出来、店員さんに口頭で注文しましょう。

小菜もお店の奥に幾つかあるので、こちらはセルフサービス。
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取り敢えず店員さんオススメの豚足を持ってきました。
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ガッツリと八角が効いている豚足です。
個人的にはかなり美味しかったです。

待つこと数分、やって来ました。

芙蓉麺(フーロンミェン)(小サイズ)90元
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肉そぼろが乗っており、あんかけラーメンのようになっています。
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具は、キャベツやトマトなどの野菜が中心。
かなりヘルシーであっさり感があるようなイメージですが、スープには野菜の旨みがいっぱい溶け出しており、一口スープを飲むと「美味しい!」と思うこと間違いなしです。
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麺はかん水なしの台湾によくある麺ですが、コシが強くとても美味しい。
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あっさり系と思いきや、肉そぼろを混ぜ込むと肉の旨みも広がり、塩気もバッチリで、かなり美味しいです。

さて卓上調味料を見てみましょう。
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右からニンニク、辣油、酢とあります。
しかもニンニクは刻みニンニク!!
「ニンニクいれますか?」なんて自問自答しそうです。

ということで、ニンニクをスプーン一杯を投入。
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ここで一気に麺全体の雰囲気が変わりました。
肉と野菜の旨みが溶け出したスープは、ニンニクのちからを借りて数段レベルアップ。
優しいイメージのスープが、荒々しさを出し、めちゃくちゃ美味しくなりました。
個人的にはもう三杯くらいニンニクを入れたかったのですが、この後予定があるので次の調味料へ。

辣油です。
取り敢えず辣油もスプーン一杯
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今度は辛さという武器を纏い、攻撃的な麺になってきました。
でも野菜の甘味が辣油のせいで、打ち消されてしまうような感じもあります。

では最後の調味料、酢を入れましょう。
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どのくらい入れるかわからないので、取り敢えず2プッシュくらい入れてみました。
するとまた一気に全体の雰囲気が変わりました。
お酢の酸っぱさであっさり感が増しすものの、辣油とニンニクが後追いで来て、複雑な味となります。
しかしお酢は後戻りが出来ない調味料なので、レンゲなどで味を確かめながら入れると良いかもですね。

肉絲麺(ロースーミェン)(小サイズ)90元
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こちらは肉そぼろではなく、細切り肉が入っています。
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肉の味付けはほぼ芙蓉麺(フーロンミェン)の肉そぼろと一緒ですが、そぼろとは違いスープにしみ出さないとので、個人的には芙蓉麺(フーロンミェン)の方がオススメです。

ということで、ニンニクを入れることで格段に美味しくなる麺のご紹介でした。
野菜と肉の旨みが溶け出したスープに、ニンニクの相性は抜群!
ニンニク、スプーン何杯が最高の比率なのか、研究してみたいと思います。
老牌牛肉拉麺大王の炸醤麺が麺キングであれば、龍記搶鍋麺の芙蓉麺は麺クイーンとも言えるくらい大好きです。

あ、ちなみに食べ台湾読者ならよくご存知かと思いますが、割り箸の袋はこのようにはさみましょう。
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では、龍記搶鍋麺の行き方です。

MRT西門町駅から行く場合は、4番出口を出てまっすぐ衡陽路を東方向に歩きます。

牛肉麺ストリートの桃源街を越えると、右側にこのような場所があります。
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龍記搶鍋麺の看板がありますが、かなり見落としやすいのでご注意。

路地は、ひと1人が通れるくらいの狭さです。
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路地の壁に看板があります。

ちなみにこの路地は84巷という番号です。
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路地の隣は衡陽路86號という番号なので、この数字を頼りに歩くと良いかもしれません。

路地を抜けると、左側に調理場、右側にお店という感じです。
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どうしても路地が見つけられない場合は、博愛路沿いを歩くと、博愛路160巷という路地があるので、そこから入っていくことも可能です。
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狭い路地から行く雰囲気がなかなか楽しいので、ぜひ路地から行くことをおすすめします。


龍記搶鍋麺

台北市衡陽路84巷5號
営業時間:10:30〜14:00 / 16:30〜20:00
定休日:日曜日
最寄り駅:西門駅
https://www.facebook.com/LongJiQiangGuoMian/
 

絶品魯肉飯が食べられる私の大好きなお店「My灶」の店主から美味しい情報を頂きました。「あそこの胡椒餅が本物の胡椒餅だよ。ぜひ一回食べてごらん、最高だから!」と。ということで、やってきました。場所は通化街を少し南に行った通化街171巷沿い、同じ通りに小籠包の有名 ... 続きを読む
絶品魯肉飯が食べられる私の大好きなお店「My灶」の店主から美味しい情報を頂きました。

「あそこの胡椒餅が本物の胡椒餅だよ。ぜひ一回食べてごらん、最高だから!」と。

ということで、やってきました。

場所は通化街を少し南に行った通化街171巷沿い、同じ通りに小籠包の有名店、明月湯包の綺麗な方の店舗があります。
MRTだと六張犁駅からが一番近いでしょうか。

碳烤赤肉胡椒餅(タンカオチーロウフージャオビン)
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ポツンとお店というか屋台が一つ。
この通り、結構車の行き来が激しいのでご注意を。

メニューは2つ。
胡椒餅(フージャオビン)と葱花焼餅(ツォンホワシャオビン)。
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葱花焼餅も食べようと思ったのですが、焼き上がりに30分以上はかかるというので、今回は断念。

胡椒餅はあと5分で出来るよとのことなので、ワクワクしながら出来上がるのを待ってみました。
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胡椒餅といえばこの釜ですよね。
炭と小麦粉が焼けた香ばしい匂いが辺りに広がります。
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赤肉胡椒餅(チーロウフージャオビン)40元
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見た目以上にずっしりとしており、感触はげんこつのようにカチカチです。

中からだすと、表面のゴマが食欲をわかせます。
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胡椒餅はとても攻撃的で、トラウマがあるので、ここはやる気持ちを抑え慎重にいただきましょう。

まずは、狙いを定めて、中の餡に到達しないよう周りのカリカリの生地部分のみを頂きます。
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この生地だけの時点で美味しい!
アツアツのカリカリで、なんでこんなに美味しいのでしょう。
と思いつつ、餡が出てきました。
とその瞬間、写真ではわかりにくいですが、噴火口のように湯気がドバっと上がってきました。
危ない危ない・・・。

ではフーフーしながら餡を頂きます。
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胡椒MAX!
ここまでガツンと胡椒が効いてる胡椒餅は初めてです。
これぞ胡椒餅!なんでしょうね。
しかもネギマニアの私としては、写真の通りネギもたくさん入っており、胡椒辛さとネギの風味がこれまた最高です。

また、恐れていた胡椒餅の肉汁攻撃は殆ど無く、手も汚れることなく頂けました。
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ということで、通化街の胡椒餅のご紹介でした。
気持ち良いほど口の中が胡椒のピリピリ感で満たされる、そんな胡椒餅です。
好き嫌いがはっきりわかれそうですが、胡椒好きなら絶対オススメです。
明月湯包からすぐなので、小籠包からの胡椒餅という食べ歩きコースも良いですね!



碳烤赤肉胡椒餅

台北市大安區通化街171巷4號
営業時間:7:00〜19:00
定休日:日曜日