アメリカでも食べ台湾!

アメリカのサンディエゴ駐在に伴い、「食べ台湾」から「アメリカで食べ台湾」にブログ名を変更しました。サンディエゴの日常やアメリカの美味しいグルメをご紹介いたします。


2015年09月

鶏肉飯といえば、魯肉飯と並んで美味しい手軽な一品で、ご飯の上に細かく裂いた鶏肉とタレが掛かっているものですが、火鶏肉飯は鶏肉ではなく七面鳥のお肉が使われています。ちなみに火鶏肉飯といえば、野球映画「KANO」の舞台地、嘉義(ジャーイー)に多いそうです。今回ご ... 続きを読む
鶏肉飯といえば、魯肉飯と並んで美味しい手軽な一品で、ご飯の上に細かく裂いた鶏肉とタレが掛かっているものですが、火鶏肉飯は鶏肉ではなく七面鳥のお肉が使われています。

ちなみに火鶏肉飯といえば、野球映画「KANO」の舞台地、嘉義(ジャーイー)に多いそうです。

今回ご紹介するのは、台南の火鶏肉飯で有名なお店の台北の店舗となります。

場所は101からもほど近い、信義路四段沿い、基隆路との交差点近くになります。

肉伯火鶏肉飯(ロウポーホウジーロウファン)
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新しく出来た台北の店舗、お洒落なエリアにあることもあり、とても綺麗です。

こちらのお店、カウンターに沿って好きなものを受け取り最後にお会計して着席するタイプのお店です。
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こちら小菜(シャオツァイ)。
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それぞれ一皿40元です。

小菜を受け取り、横のカウンターで各種口頭注文しましょう。
こちらメニュー表です。
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それぞれをお盆に載せてお会計。
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小菜(チャオツァイ)40元
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キャベツとキュウリです。
シンプルな味付けて箸休めにはピッタリの一品です。

火鶏肉飯(ホージーロウファン)60元
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七面鳥のお肉を使った鶏肉飯です。
鶏肉よりもお肉の繊維がしっかりとしており、また色も濃いですね。
お肉だけ頂くとと、しっかりとした歯ごたえと、鶏肉にはない濃厚さを感じられます。

嬉しいことに、タレがたっぷりとご飯に染みこんでました。
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このタレが最高に美味しい!!
多分鶏の脂などが入ったタレだと思いますが、とっても濃厚!
汁ダクで入っており、最後まで濃厚においしく頂けます。

火鶏肉切盤(ホージーロウチエパン)100元
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七面鳥のお肉がたくさんのった一品です。

こうみると、繊維質がまるで豚肉のようにしっかりとしていますね。
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あっさりとしたお肉なのに、味が濃いです。
千切りの生姜とともに、おいしく頂きました。

下水湯(シャーシュエイタン)60元
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下水の文字に怯むなかれ、この文字をみたら私が必ず注文してしまうスープです。

中には肝や腸などの内臓系が入っていました。
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これがまた美味しい!!!
個人的に私はレバーが苦手なのですが、この下水湯等に入っているレバーは新鮮そのもの。
まったく臭みもなく、おいしく頂けます。
また、腸などもコリコリとした歯ごたえが気持ちよく、こちらもとっても美味しかったです。

貢丸湯(ゴンワンタン)40元
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丸い肉団子が入ったスープです。
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この肉団子、相変わらずプリップリです。
そしてこちらのスープがとても濃厚で美味しい!
先ほどの下水湯は生姜の千切りが入っているせいか、生姜味が強かったですが、こちらは火鶏の美味しいダシ(多分)が全面に出ており、思わず笑顔になる味でした。


ということで、七面鳥のお肉を使った鶏肉飯、火鶏飯が頂けるお店のご紹介でした。
七面鳥というと、クリスマスでの丸焼きか、ターキーハム、ディスニーランドで食べるターキーレッグくらいしか身近ではありませんが、あらためて頂くととても美味しかったです。

お店の前には写真付きのメニューがあるので、こちらで確認してからお店に入りましょう。
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肉伯火鶏肉飯

台北市信義區信義路四段405號
営業時間:11:00~20:00 


松江南京駅近くの四平街は、服などのお店が立ち並ぶ小さい商店街ですが、台湾のお菓子が揃うお店が一軒あります。ドライフルーツやナッツ類、茶梅などの手作りのものから、台湾の飴やグミなどの駄菓子系、乾燥チーズや黒ピーナッツなどお勧めのお菓子が色々揃う素敵なお店で ... 続きを読む
松江南京駅近くの四平街は、服などのお店が立ち並ぶ小さい商店街ですが、台湾のお菓子が揃うお店が一軒あります。

ドライフルーツやナッツ類、茶梅などの手作りのものから、台湾の飴やグミなどの駄菓子系、乾燥チーズや黒ピーナッツなどお勧めのお菓子が色々揃う素敵なお店です。
今回はマンゴーハイチュー味も見つけたので、ご紹介したいと思います。

場所は、四平街のアーケードの中、真ん中辺りにあるお店です。

譽展蜜餞行(ユージャンミーチェンシン)
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外には色々な種類のドライフルーツが並んでいますが、ほとんどお店の手作りだそうです。
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定番のドライマンゴーはもちろん、パイナップルやピーチ、グァバなど色々な種類のものがあります。
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それぞれ試食が出来るので、先ずは味見をしてから購入するのが良いですね。
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台湾マンゴーの代名詞、ドライ愛文芒果もあります。
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蜜に漬けたマンゴーというもの、食感が良く美味しいです。
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こちらはお店のもう一つのお勧めの乾燥梅です。
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こちらは茶梅です。
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茶葉で漬けた梅で、お茶受けに最適なお菓子です。
こちらも試食が可能です。

こちらもお店の手作りのヌガークラッカーです。
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サクッとした葱クラッカーの食感と、ヌチャっとしたヌガーの食感が微妙にハマる美味しいお菓子です。

色々物色しているとハイチューマンゴー味も見つけました。
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マンゴー味は日本では沖縄限定で、台湾にも以前はあったようですが、今回は再販のようです。
もちろん台湾限定のライチ味もありました。

こちら個人的にお勧めの黒ピーナッツ。
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ピーナッツの中の皮が黒く、香ばしくてとっても美味しいです。

ピーナッツといえば、こちらの花山椒や唐辛子などの味付けがしてある辛いピーナッツもあります。
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ビールを飲み過ぎてしまう、危険なおつまみです・・・。

こちら乾燥チーズの乳酪絲(ルーラオスー)
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何も言わなければ乾燥サキイカかと思うほど。
後味が濃いチーズなので、チーズ好きの私も大好きな一つです。

こちらはこんにゃくで出来たグミのようなもの。
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好きな人は好きなようですが、私は・・・。

台湾のグミみたいな小さなお菓子もあります。
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量り売りで、好きなものを自分で選べるのでバラマキお土産にピッタリですね

こちらは量り売りの乾燥系のお菓子。
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クラッカーやチョコ系もあります。

クラッカーと言えば、私のお勧めはこちら。
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一つのパックに薄いクラッカーが数枚入っているんですが、これがなかなか美味です。
チーズ味やニンニク味などがあります。

乾燥タラに黒ゴマを挟んだものも、香ばしくてとっても美味しいです。
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乾燥野菜もいくつかあります。
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日本よりもお安く買えるかと思うので、こちらもおすすめです。


ということで、お勧めのお菓子がたくさん買えるお店のご紹介でした。
ドライフルーツといえば、迪化街(ディーホワジェ)が有名ですが、こちらは一つの店舗で色々揃い、お値段も手頃なのでオススメです。
台湾らしくありませんが、個人的に薄いクラッカーのチーズ味と乾燥チーズが好きなので、それらをお土産に買うことが多いのですが、「台湾っぽくないけど、とっても美味しい!」と好評なので、パイナップルケーキなどの定番お土産に飽きた方は是非どうぞ!



譽展蜜餞行

台北市中山區四平街72號
営業時間:10:30〜20:30 日曜:12:00〜20:30
http://www.yuchanp2005.com.tw
最寄り駅:松江南京駅

 

台湾で頂くタピオカといえばタピオカミルクティーを連想すると思いますが、今回は別のタピオカスイーツをご紹介したいと思います。場所は忠孝復興駅から徒歩数分、白SOGO(SOGO忠孝店)の裏辺りにあります。美好年代 BELLE EPOQUE(メイハオニェンダイ)ちなみに近くに2号店 ... 続きを読む
台湾で頂くタピオカといえばタピオカミルクティーを連想すると思いますが、今回は別のタピオカスイーツをご紹介したいと思います。

場所は忠孝復興駅から徒歩数分、白SOGO(SOGO忠孝店)の裏辺りにあります。

美好年代 BELLE EPOQUE(メイハオニェンダイ)
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ちなみに近くに2号店もあります。

中はレトロな感じの素敵な雰囲気です。
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さて、こちらメニュー。
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スイーツ以外にパスタやピザなども頂けますが、ここはスイーツを頂きましょう。

待つこと数分、先にやってきたのはこちら。

経典OREO鬆餅塔(ジンディエンオレオソンビンター)250元
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ドーン!というよりは、ドカーン!とやってきました。
かなり大きく、そして分厚いです。
男性の手のひらサイズでしょうか・・・。
巨大なハンバーガーの如く、中にはオレオクリームがぎっちりと挟まっています。
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取り敢えず落ち着いて、備え付けの牛乳クリームを垂らしてみます。
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そしてナイフで優雅に切って頂きましょう。
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オレオです。
とってもオレオです。
オレオ風味のパンケーキに、オレオクリームなので、口の中はいつもオレオです。
備え付けのアイスクリームもオレオなので、何を食べてもオレオな感じです。
個人的にオレオは大好きなので最高に幸せですが、オレオが普通の方は終始オレオなので厳しいかもしれませんね。

取り敢えず口直しにこちら。

印象拿鐵(インシャンナーティエ)135元
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拿鐵、つまりラテです。
甘いスイーツを頂きながら砂糖を入れない、少し苦目のラテを頂くのはいいですね。

さてお次は本命のこちら。

珍珠奶茶鬆餅塔(チェンジューナイチャーソンビンター)230元
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タピオカミルクティーパンケーキです。
盛り方と色がとても芸術的ですよね。
上にキラキラと光るブラックタピオカ、まるで黒真珠です。
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そして、豪華三段重ねのパンケーキの間にもタピオカとクリーム。
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見た目だけでもお腹いっぱいになりそうですが、取り敢えず頂きましょう。
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タピオカモッチモチ!
パンケーキもほんのりと紅茶風味なので、これぞ食べるタピオカミルクティーという感じでしょうか。
クリームは甘すぎず、全体的に甘さに調和がとれている感じで、とっても美味しいです。


ということで、タピオカミルクティーパンケーキとオレオパンケーキを頂いてみました。
オレオパンケーキがかなりボリューミーで、食べている最中にオレオをちょっと嫌いになりかけてしまいましたが、そう思った自分はオレオ好き失格ですね。
またタピオカパンケーキは、見た目も味もオシャレなので、タピオカ好きは是非こちらを。
隣の席で、山盛りポテトにナチョチーズが掛かったものや、チーズたっぷりのピザなどもあり、とっても美味しそうだったので、台湾料理に飽きたらそういうのも頂くのも良いかもしれません。 


美好年代BELLE EPOQUE

台北市大安路一段52巷23號
電話番号:02-2775-3393
営業時間:11:00〜22:00
最寄り駅:忠孝復興駅
 
2号店:台北市大安路一段51巷16號

(2017年9月に閉店致しましたが、2018年6月に道路を挟んだ近くのお店に移転いたしました。 新しいお店の記事は 178巷豆花攤 民生西路178巷にあった豆花屋台が店舗になりました からどうぞです。) 豆花とは豆腐デザートのことで、食べ台湾では色々なお店を紹介してきま ... 続きを読む
(2017年9月に閉店致しましたが、2018年6月に道路を挟んだ近くのお店に移転いたしました。 新しいお店の記事は 178巷豆花攤 民生西路178巷にあった豆花屋台が店舗になりました からどうぞです。) 

豆花とは豆腐デザートのことで、食べ台湾では色々なお店を紹介してきましたが、今回ご紹介するのはある一軒の屋台です。

何度かお店の前を通ったことがあり、気になっていたのですが、食べ台湾読者で交流のある方から「ホテルの人に勧められて食べに行ったらとても美味しかった!」という美味しい情報を頂いたので今回行ってみることにしました。

場所は民生西路の178巷を入ったすぐの所にある屋台ですが、屋台なので、お店の名前はありません。
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路地の角にはセブン-イレブンがあります。
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セブン-イレブンとこちらの民生西路178巷のインデックスを目印に行くと分かりやすいかと思います。
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さてメニューです。
もちろん豆花(ドウファ)なのですが、トッピングとして緑豆(リュイドウ)、粉圓(フェンユェン:タピオカ)、花生(ファーセン:ピーナッツ)の3つから選べますが、総合(ゾンハー)という全部入りがお勧めです。
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口頭で総合(ゾンハー)と告げ、持ち帰り(外帯:ワイタイ)か屋台で食べる(内用:ネイヨン)も言いましょう。

取り敢えずここは内用で。
しかしテーブルはありません。
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こちらの椅子に座って頂きましょう!

総合豆花(ゾンハードウファ)30元
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緑豆、花生、粉圓の3つがトッピングとして入っています。

こぼれそうなスープと一緒に豆腐をすくって頂きます。
これが最高に美味しい!!
甘さが全然クドくないスープに、ミルクプリンのような豆腐、各種トッピングもとっても美味しいです。

こちらの茶色く中が白く濁っているのが粉圓(タピオカ)です。
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このタピオカが周りプルプルなのに、中が若干歯ごたえがあってとっても美味しい!
これで30元は最強ですね。
かなりお勧めです!

尚、食べ終わったらこちらの流しに食器を置きましょう。
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ということで、屋台で頂くとっても美味しい豆花デザートのご紹介でした。
豆腐自体もさることながら、トッピング全てが美味しくかなりお勧めです。
壁際の椅子にちょこんと座りながら頂く豆花デザート、是非台湾の街並みを見ながら頂いてみて下さい。

(2017年9月に閉店致しましたが、2018年6月に道路を挟んだ反対の場所にお店に移転いたしました。 新しい住所は 台北市民生西路169-3號 です。)

無名豆花屋台

民生西路178巷口 →新しい住所: 台北市民生西路169-3號
営業時間:9:00〜売り切れまで

個人的に台湾の鶏肉や豚肉は美味しいと思いますが、やはり牛肉は和牛に勝るものはないと思います。ということで牛肉麺以外牛肉を積極的に食べることは少ないのですが、今回は100年以上も歴史のある牛肉専門店に行き、台湾牛となかなか食べられない部位を頂きにやってきました ... 続きを読む
個人的に台湾の鶏肉や豚肉は美味しいと思いますが、やはり牛肉は和牛に勝るものはないと思います。

ということで牛肉麺以外牛肉を積極的に食べることは少ないのですが、今回は100年以上も歴史のある牛肉専門店に行き、台湾牛となかなか食べられない部位を頂きにやってきました。

場所は絶品鶏肉が頂ける屋台の黒點鶏肉がある華亭街と天水路の角あたりです。

金春發牛肉店(ジンチュンファニョウロウディエン)
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いつきても沢山のお客さんで賑わっています。
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お店の人に案内され、席に座るとメニューを持ってきてくれます。
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写真があるのが良いですね。
記入はこちらのオーダーシートにして店員さんに手渡しましょう。
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看板料理はこちら。
炒咖哩牛肉麺(チャオカーリーニョウロウミェン)150元
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カレー炒め焼きそばです。
カレー粉で炒めたカレー焼きそばという感じで、どこか懐かしい感じがします。
具の牛肉も味が濃く、なかなか美味しかったです。

清燉牛肉麺(チンドンニョウロウミェン)160元
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八角の味がしない白いスープの牛肉麺です。
牛骨の濃厚なダシがたっぷりと出ており、とても美味しいです。
麺もツルツルの細い平打ち麺のような感じで、スープとの相性も抜群です。

牛雑湯(ニョウザータン)120元
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こちらはスープです。
具は、牛肉も少し入っていますが、胃袋のハチノスや脂身の多いバラ肉、血管などが入っています。
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麺が入った牛雑麺もあるのですが、正直牛肉麺よりもこちらの方がお勧めです。
モツ系は新鮮なのか、まったく臭みがなく、旨味度も普通の牛肉麺よりかなり高いです。
色々な牛肉の部位が入っており、様々な食感や旨味を味わうことが出来ます。

炒龍骨髄(チャオロングースイ)180元
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牛の骨髄炒めです。
骨髄といえば、フランス料理でもマローとして使われる一品です。
箸で持ち上げるとフワッフワのマシュマロのような弾力です。
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お味は薄い白子のような感じでしょうか。
旨味は高いのですが、一緒に炒められているトマトと味付けの沙茶が強く、臭み等は全くありません。
取り敢えず白飯(10元)とはよく合うので、美味しく頂きました。

炒牛脳(チャオニョウナオ)200元
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牛の脳みその炒めものです。
今度はカレー風味で炒められてきました。
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お味は、先程よりは濃い白子のような感じです。
食感も白子のようですが、こちらの全く臭みもなく、ご飯が欲しくなります。

ということで、オンTHEライスをしてみました。
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牛脳丼の完成です。

と、こんなに牛の脳みそや骨髄を食べて平気なのか?と食べた後に気になったのですが、こちらのお店で使用している台湾牛は、BSE(狂牛病)とは無縁のようでした。
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ということで、台湾牛を頂ける100年以上も歴史のあるお店のご紹介でした。
色々美味しいのですが、個人的には牛雑系(モツ系)のものがとても美味しいと思います。
モツが美味しいのは、モノが新鮮だからでしょう。
是非牛脳が気になった方は白飯を頼んで、滅多に食べられない牛脳丼を味わってみてください。


金春發牛肉店

台北市天水路20號
営業時間:11:20〜21:20
定休日:月曜日

2015年8月28日は旧暦7月15日となり、日本のお盆にあたる中元節となります。道教における三元神(天官大帝、地官大帝、水官大帝)は、旧暦の1月15日、7月15日、10月15日に生まれたとされ、それぞれを「上元節」「中元節」「下元節」として祭祀が行われています。尚、道教上は ... 続きを読む
2015年8月28日は旧暦7月15日となり、日本のお盆にあたる中元節となります。

道教における三元神(天官大帝、地官大帝、水官大帝)は、旧暦の1月15日、7月15日、10月15日に生まれたとされ、それぞれを「上元節」「中元節」「下元節」として祭祀が行われています。

尚、道教上は上元節を元宵節とも呼び、天官を祭祀するにあたり色鮮やかなランタンなどを用いて邪気払いを行い、また中元節では死者の罪を赦すことを願う日となったようです。
 
ちなみに、この中元を起点とした旧暦の7月1日から30日を鬼月と呼び(2015年8月14日から9月12日)霊界との門が開くため、先祖があの世から舞い戻ってくると言われており、この期間は、引っ越しや結婚、旅行、家や車などの大きい買い物などのイベントを控えたほうが良いと言われ、台湾の経済の消費も落ち込む期間です。

その地官大帝を祀る中元節ですが、今回は台湾各地でイベントが開催されるので、いくつかご紹介したいと思います。

基隆中元祭(雞籠中元祭)
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(提供:基隆市政府文化局)
 
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 (提供:基隆市政府文化局)

基隆(ジーロン)で行われる雞籠(ジーロン)中元祭は、観光局交通部が選定した台湾における十二大祭りの1つに挙げられています。
 
鬼門が開いて鬼月が始まる1日から開龕門の儀式を皮切りに、主普壇開燈(主普壇の点灯)、迎斗燈遶境(宗親を象徴する山車のパレード)、公私普渡(鬼の門から解放された死者たちの供養)など、1ヶ月にわたって行われるようです。


屏東恆春搶孤
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(提供:屏東縣恆春鎮公所)
 
Culture-04
 (提供:屏東縣恆春鎮公所)

世界のお祭りを紹介する日本の番組でも放映されたことがある、搶孤(チャングー)です。こちらは台湾南部の屏東(ピンドン)で開催され、供養で使用されたお供え物を奪い合う行事として知られています。


宜蘭頭城搶孤
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 (提供:交通部観光局)

こちらは先ほどと同じ搶孤(チャングー)ですが、台湾東部、宜蘭(イーラン)県の頭城で開催され、搶孤イベントの中でも台湾最大の規模を誇るお祭りで、2015年9月12日に開催されます。

空中に浮かび上がった「孤棚(グーポン)」は、何本もの福杉製の柱上部に設けられ、高さは約11メートル、幅は8メートルほどあります。そして更に孤棚の上には7、8丈ほどの高さの「孤棧(グーザン)」が取り付けられます。孤棧は、竹で編み込まれた円錐の形状をしていて、スルメイカやちまき、ビーフン、肉、魚・・・などがびっしりと結び付けられています。孤棚へ達する柱には牛の脂がたっぷりと塗られているので、参加者はチーム一丸となって、下の人の肩の上を踏み台として上へ上へと登っていかなければなりません。孤棚の上から落とされた供え物は下の人が競って拾います。勝負は、孤棧のてっぺんに取り付けられた「順風旗」を獲ったチームが勝利です。

引用:交通部観光局

各地で行われる中元節のイベント、宜蘭や屏東など自然がたくさんの地域などで開催されています。美味しい地元グルメなども合わせて足を伸ばしてみるのも良いかもしれませんね。


台湾観光局